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Torio!!

小説家を目指す管理人 落雁 トルテ のブログ Torioとは三重奏の事です。 1人目が管理人 2人目がリンクさせてもらってる方 3人目が当ブログを読んで下さっている方です!! 涙を越えてこその価値がある。

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Posted by 落雁 トルテ on

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バレンタイン

Posted by 落雁 トルテ on   0 comments   0 trackback

バレンタインですね!!

今年はちょうど職場体験が重なっているのでそんな感じではないのですがww

それで 今回のバレンタインは魔王ノ狩人の番外編ショートショートを載せます。


主役は火雅梨と拓海です。

そういえばGREEで 東京ヒーローズウォー の他にも 百神 っていうのもやってるんですが、

レンミンカイネンかっこいいですよ!!!!

イベントキャラなので私は持っていませんが、姉から見せてもらった瞬間にノックアウト!! (カンカーン!!)

ジンジャークッキーが好きとかブッシュドノエルが好きとか可愛すぎるだろう!! それに 久々に戦ったら指を怪我したから薬草を使ってくれ だなんて・・・・・・

治癒れ←おい


神様だろ


追記から 小説です

魔王ノ狩人
伝える気持ちは胸の中


よしっ!! 完璧!!
髪はいつもよりさらさらだし。 髪飾りは新しいのを付けてきた。 スカートもいつもより4.3mm短くしたし、枝毛も切ったし、完璧!!
後は愛しいあの人にチョコレートを渡すだけ!! うふふ!! 喜んでくれるかな


「っっっっっっっだぁぁぁぁぁああああっ!!!!!!!!?????」
急いで跳ね起きる。
「ちょっと火雅梨!! しーっ!!」
隣にいた奏魔が人差し指で静かにと合図。 しかし既に教室の雰囲気はガタ崩れ。
「幻技師火雅梨。 授業中だ」
黒板の前に立っている青い髪の少年、十丸拓海が冷たい視線を向ける。
なんだよ。 居眠りしていただけなのに。
あいつ、私の1歳年上なだけだろ!?!?
大体なんであいつがここにいるかだ。
ここの学校は宗教学校だから少しは悪魔や魔界の事も一般知識として知っておかなければならない。 それで団長の拓海が推薦されたのだ。
ふざけてる。 それなら隊長の奏魔でも十分良いのに。
「・・・・・・で、これはこうすれば出てくるわけだ。 じゃあこの問題を幻技師。 答えろ」
一斉にクラスのみんながこちらを向く。
中には睨んでいる子もいて、怖い。
なんだ、こいつの事かっこいいって思ってんのか?
「85」
「正解。 さすがだな」
そう言われて少し気分が良くなる。
当たり前、こんなの簡単すぎる。
「お前には期待しているから」
にっこり笑顔で拓海は言った。
「っ!!」
あ、やばい。
何かが撃ち抜かれた。
結局その時間は集中出来なかった。

「どうしても思い出しちゃう」
家に帰って考える。
私は拓海の事好きになっちゃった? 考え出すと胸が痛くなってたまらない。
『お前には期待しているから』
その言葉が頭のなかでくるくる回る。
頭のなかがむしゃくしゃして、そばにあった飴を口に放り込み舐めもせずにすぐに噛み砕く。 味がしない。
違う。 あの言葉は団体の事。 別に私個人の事じゃない。 それに近くに奏魔がいたじゃん。 きっと奏魔に言ったんだ。
その時。
携帯がなる。
宛先を確認すると、一瞬固まる。
『Dear:拓海』
こんなことって?
メールだったのが幸いし、ボックスを開いて読んでみる。
内容は単純。

『大事な話がある。 電話しろ↓
fyh-gylk-gsyw』

わざわざ暗号化する必要性があるのか。



なんとか解読し恐る恐るかけてみると。
3回目の呼び出しコールで出てきた。
『お待たせしました。十丸です』
「今更かしこまってんじゃねぇよ」
『お前か。 よく解読出来たな。 良い子だ』
「ふざけんなよ気持ち悪い」
いかんいかん!! こいつのことをカッコいいと思ってしまうのはなぜだ!!
良い子だ とかやばい!!
「お、落ち着けあたし!!!! 怯むな殺せっ!!」
『お前は電話して早々何を言ってるんだ』
どうやら筒抜けだったらしい。
「用件はなんだ」
『別に。 なんか久しぶりにお前の声が聞きたくなったから』
うぐっ!!
なんだよその変な理由は!! 可愛さ爆発じゃないか!!!
「じゃ、切る」
『あぁ。 遅くにごめんな。 夜更かしはするなよ?』
「なんでそんなこと」
『可愛い顔に隈が出来たら大変だろ?』
そんなこと。
いちいち言わなくて良い。 気にしちゃうから。
「き、切る!!」
『わかった。 おやすみ』
拓海は笑ながらそう言って電話を切った。
聞こえるのは虚しい音。
もっと話したかったけど、結局喧嘩した。
『電話してくれてありがとう』
こういうべきだったんだよね?
「・・・・・・素直じゃないなぁ。 あたしって」
何かを。
何かを彼に伝えたい。
ふと、テレビに目線をやるとバレンタインの文字。
やる気が出てきた。


「うそん!!!!」
「嘘じゃないって。 本当って」
チョコを作ってきた事を奏魔を打ち明けると彼女は綺麗な顔を傾げる。
「でも火雅梨ってお兄ちゃんの事嫌いなんじゃ」
さすが女王の娘。 顔立ちは素晴らしいし仕草も愛らしい。
「気まぐれ。 言ってきまっす」
奏魔からの応援を受け張り切って3年のクラスに向かった。
言うんだ。 気持ちを。
この頃しゃしゃり出てきた気持ちだけど言わないと気が済まないから。
「拓海先輩っ!!」
「うおっ!?!? 火雅梨!?」
廊下にいてたくさんの女子から囲まれていた彼に声をかける。
いっぽう向こうはいきなり訪ねてきてしかも敬語のあたしに驚いたらしい。
でも。
「あっ・・・・・・」
両手いっぱいのチョコレートを持っていた拓海。
そうだよ。 先着がたくさんいるじゃん。
馬鹿みたい。 あたし。 調子に乗って。
「・・・・・・なんでもないです。 団体の事聞きにきただけですからっ!!!」
「おい!!」
最後は声が震えていた。
拓海が呼び止めるのも聞かずに走り続けて学校の裏に出る。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
胸を抑えながら呼吸を整える。 走りすぎてキツイ。
「けほっ!! ばっかみたい!! 何がチョコレートよ・・・・・・!! こんなの作ってこなきゃ良かった!!!!」
そういいながら思い切りチョコの入った紙袋を地面に投げつけた。
あんな・・・・・・思いしたくなかった。
「あたしはただ・・・・・・っ!!?」
いる。
人じゃない何か。
この気配は魔神!?
後ろから酷い殺気を感じ、急いで振り返ると狙い通り。 いた。
「魔神・・・・・・ファウリヘット。 確か水の属性」
分が悪い。
悔しいな。 手も足も出ない相手か。
ファウリヘットは強靭なその腕を振り下ろす。
間一髪。 転がりながら避けて相手を見上げる。
想像以上にでけぇな。
見上げる首が痛いし、目を細めないと光が当たって眩しい。
こいつ絶対上級魔神だ。 でないとこんなに大きくない。
「とりあえず」
両手を前に出し呪文を唱える。
「燃え咲かれ、一輪の花。 紅く光るはその花弁。 燃え散れ 彼岸花!!」
身体に炎が纏って行くのがわかる。
大きく飛翔し、炎と共にファウリヘットを殴る。
が、
「なっ・・・・・・」
炎が消えた。
魔法で相殺された!? 今までそんなことなかったのに!!
驚愕で声が出ない。 落ちてゆく身体に気づかず、受け身も取れないまま地面に叩きつけられる。
腰を強打。 横隔膜が停止して呼吸が一時的に出来なくなる。
「かっ・・・・・・」
息が・・・・・・。
目の前がなぜかぼんやりして、身体もいう事を聞かない。 結局私は拓海に思いを伝えられないまま。
そのままファウリヘットの腕が迫ってきて。

死を、覚悟した。

あれ・・・・・・?
襲いかかってくるはずの痛みがいつになってもこない。

「俺の女に手を出すな」

目の前には拓海が立っていた。
片手であの腕を止めて。
「・・・・・・せん、ぱい・・・・・・」
涙が込み上げて、彼を見る事が出来ない。
「ったく。 もうちょっと簡単なとこで泣いてろよ。 探すのが面倒で、結局こいつの魔力辿るしかねぇ」
だが、ちょうど良かった。
拓海はファウリヘットの腕を押し返しながら一言。
「おかげで火雅梨が死なずにすんだ」
儚い、笑顔。
今すぐに消えてしまいそうな、何かを後悔しているかのような。
「時、地に刻む。 音、大地を旅し巡り合え。 汝、かの者に使えし英雄を我に遣わせ、名を刻め。 五第魔法 迅雷疾風!!」
詠唱を口ずさみ発動するまで片時も彼から目を離さなかった。


「大丈夫か?」
手を差し出す拓海。 その手を無言で取って立ち上がる。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
気まずい。
「火雅梨。 結局話ってなんだったんだ?」
「べ、別に「あの紙袋はなんだ?」
鋭い。
「だ、だって!! たくさんチョコレート貰ってんのにあたしのなんていらないでしょ!!」
もういい!! 笑われたって、いい!!
きっと拓海は私のチョコレートなんて貰ってくれるわけなかったんだから!!
そうすると彼は紙袋を拾うとあたしに突き出す。
「渡せ」
「え?」
「俺に渡せ。 お前の気持ちも乗せてな」
拓海は後ろを向くとそのまま帰ろうとする。
「ま、まって!!」
大きな声で止めて、向き合う。
拓海は訝しげにこちらを見ている。
「どうしても渡したかった。 拓海先輩の事が好きです」
言えた。
今だから言えるんじゃないかと心から思う。
日頃は歪みあってばっかりで喧嘩して大っ嫌いだった。
けど、良いとこもあってかっこいい。
そんな彼が私は好きだ。
振られたっていい。 気持ちを伝えたいから。
拓海は差し出された紙袋を受け取って微笑んだ。
そして
「お前はいつまで待たせるんだよ!!」
ギュッと抱きしめられた。
あったかい。
これが恋なんだなぁ。 そうこころから思えた日だった。


END
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