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Torio!!

小説家を目指す管理人 落雁 トルテ のブログ Torioとは三重奏の事です。 1人目が管理人 2人目がリンクさせてもらってる方 3人目が当ブログを読んで下さっている方です!! 涙を越えてこその価値がある。

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Posted by 落雁 トルテ on

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終わりなんてない

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やっふい!! 最後のHN変え完了致しました!!
落雁 トルテ
と呼んで下さい。
落雁もトルテもお菓子の名前なんですー。
美味しいですよ!!
まぁ、個人的には落雁の方が好きなんですけれど。
ファンタジア大賞にも新人賞にもこれで出すので、最終決定です。
もう一生 落雁トルテから変わる事はありません。

本当は 田楽小豆にしようと思っていたのですが、田楽がお菓子ではない事に気がつき交代しました。

落雁 か トルテ か。好きにお呼び下さい^^*
私自身は落雁と言います。


さて、今日は小説の方をちゃっちゃか進めましょうか。
魔王ノ狩人です。
えー。それでですね、
今回は語り手が変わります。
奏魔がお休みタイムですので、序盤が兄の拓海。中盤~終盤が新キャラの星途征王です。
では追記から!!

魔王ノ狩人



「くそっ・・・・・・俺とした事が!!」
握り拳を机に叩きつける。 歯痒い。 自分自身が歯痒い。
「頭の中にいれておくべきだった。咎がこんなに早く行動するとは思ってもいなかった」
「拓海。後悔したってもう遅い。今は奏魔を救う事だけを考えろ」
炉欄が俺の肩に手を置き諭す様に言った。
分かってる。そんなこと分かり切っている。
だが、今のこの団体に 咎・・・・・・つまり人間に化けた火の魔王イフリートを倒せる魔力の持ち主はいない。
イフリートは十二魔王の中でもトップクラス。 属性魔王の中では1番強い。
炉欄の強靭な魔力と運動神経でさえ、8人いる魔王の中の3番目。 彼が長けているのは知識だ。 2番目はウェルトオルだったか? 女ながらも魔力量に強い。
今思えば、確か・・・・・・。
「なぁ、炉欄。お前とウェルトオルって恋人同士だったんじゃ「黙れ。五月蝿い。喋るな。失せろ」
怒涛の4連発。 少し傷付いたが、負けずともう一度尋ねる。
「ウェルトオルって炉欄のこと好きだったんだろ?だったらなんでフったり」
ダンっと 言葉を遮るように炉欄が机に手を置き、俺の制服の胸ぐらを掴んで低く一言。
「エターナル様。今はわたくしの昔話ではなく、グローリア姫の身を安全に確保するのをお話致しましょうか? それとも、グローリア姫の安全より先に自らの命を危険に晒したいのでしょうか? それならば、わたくしがぐっちゃぐっちゃのどっろどろにしてやってもよろしいですよ?」
殺気を纏った炉欄に言い聞かせる。
「い、いや・・・・・・結構だ!!もう聞かないし、奏魔救出の話をする!!」
「分かりゃいーんだよ」
不機嫌になった炉欄は椅子に足組をしてすわった。
「でも拓海先輩。咎に対抗できる者がいるんですか」
玲音が不安そうに聞いてくる。
「ここにはいないが、当てはある。少し出かけてくるから留守を頼むぞ」
「どこに?」
赤いツインテールの少女。幻技師火雅梨が尋ねる。
普段は暴君で不機嫌な彼女も奏魔の親友だ。 心配しているようだ。
「お前も来るか?宗教団体ファイアフライに」
「行くかよ。なんでお前と行かなきゃいけないんだ。・・・・・・だが、本音はもう二度と緑堂院羅美亜に会いたくないからな」
「トラウマか?」
玲音が笑ながら言うと、彼女は自嘲めいた笑みで返す。
「さすがのアタシでも、あれはキツイ。拓海、気をつけなよ。あいつなにするか全くわかんねぇからさ」
珍しく火雅梨は俺に面と向かってものを言った。
「珍しいな、俺に話しかけるなんて」
「緊急事態だ。話しかけて作戦を練るっていうのがここの掟だろ?自分で立ち上げた宗教団体だ。掟くらい覚えておきな」
片目を瞑り赤い少女はもう一度口を開いた。
「健闘を祈る。奏魔と一緒に生きて帰ってこいよ」
「"それは俺がいなくなるとさみしい"って事か?」
茶化すと彼女は顔を赤くし慌てながら言った。
「べ、別に!!」
そんな姿を見て笑ながらその部屋を後にした。



「珍しい。お前が俺の担当団体に来るとは・・・・・・」
ファイアフライに着くなり1番に言われたのはその一言。
俺は目の前にいる男・・・・・・赤い髪にピンクのメッシュをいれた星途征王に声をかける。
「折り入ってお前に頼みがある」
「先ずは、入れ。茶でも淹れてやる」
そう促がされコンクリートの建物の中に入る。
O-GASUTOは学校が主催している宗教団体なのでアジト・・・・・・つまり本部は学校の地下だ。
ファイアフライは緑堂院財閥が取り締まっているのでちゃんとした建物内に本部がある。
因みにファイアフライは火の鳥ではなく蛍の事を表す。
まぁ、征王の髪の色からして、よく火の鳥と間違えられているが。
「して、なんだ話ってのは」
通された部屋、そこは以前も入った事のある団長司令室。
初めて団長になったときに紹介として連れてこられた。
「それが「人命救助なら受け付けないぜ」
見透かされたかのようだった。
呆気にとられた顔をしていたために、征王は不敵に笑ってもう一言。
「言っただろ?俺の左目は特別だと。お前の考えなんか透け透けさ」
トントンと彼は左目の少し上を軽く突ついた。
「どうしてもお前にお願いしたかったんだが。仕方ないか・・・・・・」
「話くらいなら聞いてやらん事もない」
うなだれていた俺に征王は言った。
「じゃあ遠慮なく話すぞ。今日、と言っても昨日か。 イフリートが奏魔を連れ去った」
「なっ・・・・・・大層な話だな」
「だろう?そう、あいつは俺の可愛い奏魔の腰に手をやって抱えた上に、しかも大きくジャンプしたんだぜ!?!? 奏魔は高いところが嫌いだってのに!! きっとあの時『助けてお兄ちゃん!!』と奏魔は言ってたさ!! それにスカートを履いていた奏魔にとって高いところは禁物だ!! それなのにイフリートの奴・・・・・・!!!!! あのとき奏魔がスパッツを履いていたからよかったものの、履いていなかったら今頃俺は悔しさのあまり溶けでいたのかもしれない!! イフリートのくせにっ!! 俺なんてまだ一緒に寝た事も風呂入ったことも、ましてや抱いた事すらもないんだぞ!?!?」
「お前・・・・・・シスコンっぷりが増していないか?」
呆れる征王に俺は問う。
「さっきの俺が言った事を全て羅美亜に置き換えて考えろ!! お前もこうなるはずだ!!」
「なにィッ!!!? 羅美亜お嬢様に指一本触れさせるものか!!!! 触れてみろ、俺が跡形もなく斬ってやる!!! 俺だってまだ羅美亜お嬢様の入浴シーンなんて見た事ないし、寝顔を見た事もないし、ましてや抱いた事も、奏魔ちゃんの様にマイクロミニのスカートを履いたところを見た事もないんだぞ!!!!! くっそう!! 俺は今からお嬢様にマイクロミニスカートをお勧めしてくる!! 拓海!! ついてこい!!!」
「さすが先輩!! やる事が違うぜ!!!」
そうやってきゃっきゃきゃっきゃはしゃいでいると、ドスの効いた声がする。
「征王・・・・・・?一体あなたは私のなにを喋り散らかしていたのかしら?」
緑色の鮮やかな髪をした女性。 緑堂院羅美亜が姿を表した。
お嬢様だ。
「お、おおおおおおお嬢様!??就寝中だったのでは「さっきの騒動で目が覚めましたわ」
征王に近づく羅美亜。
「私だって、私だって!! そ、その気になれば、こう征王の為に入浴シーンをお見せしたり、一緒に寝たり、抱いてもらったり、奏魔さんの履くようなマイクロミニスカートを履いたところを見せたりできますのに!!! 私だって、征王の為にポロリもありで一緒にいろんな事「わーっ!!!!!! もう良いから!!!」
お嬢様の威厳が台無しだと思いあわてて止めにはいる。
しかし、羅美亜のポロリに男性は必ず悩殺されるのではないだろうか。
男の俺がいうのもなんだが、動くたびに今着ているネグリジェを優雅に揺らす人一倍大きく成長した胸とか。端整な顔立ちだし、引き締まっているし。
女の奏魔と火雅梨が一緒に風呂に入ったら気絶したくらいだから。
「征王!! なんとか言って下さい!! 返答次第で明日は一緒にお風呂に入りましょう!! ベットに入りいろんな事を「バーカ」
羅美亜の頭を小突き、征王が言う。
「そんなことしなくても、俺は充分お嬢様に惚れてる」
「征王・・・・・・!!」
ガシッと羅美亜が征王に抱きく。
「ちょ、羅美亜お嬢様!!く、くるしっ・・・・・・」
俺が目の当たりにしたのは、全団体内で最強の男が、交渉人の女性の胸で窒息死させられているところだった。
羅美亜の胸が凶器と化した瞬間だった。
なんとか征王を助け出すと羅美亜も元の性格に戻っていた。
「それで奏魔さんがイフリートに連れ去られた。というわけかしら?」
「まぁ、そんなところですね」
羅美亜は考えずに征王に向かって命令した。
「行きなさい。征王。O-GASUTOには借りがある。奏魔さんはいつもうちの特殊弾丸を買ってくれる。恩返しよ」
「了解」
征王は立ち上がり立てかけてあった碧い魔力石の付いた身の丈を越す槍を掴む。
その瞬間。赤い髪が青に変わった。
目の色も、灰色だったのが澄んだ水色に変わる。 左目は変わらなかったが。
魔力石、ヘヴィーコスモ。
魔力は今も健在か・・・・・・。
遥か昔に発見された石だというのに。
「じゃあ俺も「お前はこなくていいぞ」
征王の言葉に少し驚く。
「お前はまだやるべき事がある。その来るべき時には俺らも加勢するから、今は魔力を貯めておけ」
それだけいうと、征王は姿を消した。
「さて、拓海さん。征王が帰ってくるまでやりましょう」
羅美亜が取り出したのは花札。
「やりかた、覚えてたっけ」





気分が悪い。 イライラする。
本音は行きたくない。
せっかく寝ていたんだ。 いきなり拓海が電話をしてきた時は本気で怒鳴った。

『おい!! 今、何時だと思ってやがる!!! 迷惑だ!!』
『っ・・・・・・すまない。だが、もうお前しか、いないんだ・・・・・・』

驚いた。
あの拓海が泣くなんて。 震える彼の声を聞いただけで泣いていると確信した。

『拓海? なんで泣いてるんだよ。 呼吸も荒いぞ』
『そ、そうか?・・・・・・呼吸が荒いのは走ってるからだ。はぁ、かなりキツイぞ・・・・・・。実はな、どうしてもお前に頼みがあるんだ』

それで今に至る。
戦友の頼みだ。聞かないわけにはいかなかったし、お嬢様にあそこまで言われるとさすがに。
「待ってろよ奏魔ちゃん」
そういうと 全速力で走り出した。



止まったのは一つの廃ビル。
「ここで奏魔ちゃんの魔力が反応してるって事はこの中か」
目を閉じて一気に集中。
「8階の右突き当たり」
場所を確認。 そして魔力石に触れると
瞬間移動ってわけだ。
名の通り。 瞬時に8階の右突き当たりにある部屋に到着。
物陰に隠れ、椅子に座って本を読むイフリートを見る。
「!!あの本は、魔法書物か」
小さな声で驚く。
魔法書物。何かと連動して魔法を発動する筈。
あの本の表紙には鎖が描かれている。
奏魔ちゃんを探してみると、ちょうど隠れていた柱の正反対の方向にいた。
目を閉じている。 ちょっと手荒くなるが、魔力をつかって話しかけるか。
『おーい、奏魔ちゃん』
『その声は征王さん?』
意外と早い返事だ。 寝たふりだったのか?
『助けにきたんだけれど、その鎖、斬ってくれ。ナイフあるだろう?』
『分かりました。時間はかかると思います』
奏魔ちゃんは腰のホルダーから小型ナイフを取り出すと刃を出し、鎖を斬り始める。
・・・・・・さすがに時間がかかるか。
その間に長ったらしい呪文の詠唱でもしておこう。
「朝の光を浴びるものよ、我に還らん杯を集め・・・・・・」
小さな声で詠唱を唱え始める。
幸いイフリートは本を読むのに必死だ。
当たり前だろう。あの本を全て読み切らないと魔法を発動する事はできない。
それから何分経っただろう。詠唱が終わったその時にカチャリと鎖が滑り落ちる。
斬れたか!!
俺は立ち上がった奏魔ちゃんの前に出て、槍を構える。
イフリートは驚く事もなく、言った。
「残念だね。もう本は読み終えた。これで奏魔の魔力は僕のものだ」
そう言い終えるか否か。 奏魔ちゃんは頭を抑え倒れる。
コンクリートに頭を打つその寸前に慌てて抱え止めた。
しかし、その反動で槍を落としてしまった。
髪が元の色に戻り、魔力も下がる。
「やばっ・・・・・・」
拾おうと手を伸ばすものの、先にイフリートから奪われる羽目になった。
「どうやら、この魔力石に秘密があるみたいだね。 じゃあ、これを壊せば君も普通の人間になるって事だ」
「や、やめろ!!」
俺の声は魔力石が砕け散る音と共にこだました。
肩にのしかかる重み。 完全に魔力がなくなった証拠だった。
「征王さん・・・・・・!!」
「ごめん。奏魔ちゃん、助け、られないみたいだ・・・・・・」
イフリートの足音が近づく。
拓海との約束は守らなければ、せめて奏魔ちゃんだけは。
庇おうとしたその矢先にイフリートから長い前髪を掴まれる。
「君は僕にとって邪魔な存在となった。死になよ」
彼が俺の頬を殴ろうとするその瞬間。


「我が願いは聞き入れられた」


口ずさむ呪文。
時間がゆっくりとすぎていく。
それか、俺の魔力が戻ったからなのかもしれない。
「二重魔方陣、柳水龍!!」
イフリートの立っている地面に魔方陣が描かれ、龍を象った水が勢いよく噴き出た。
イフリートは炎。 それならば、水を大量にかければいい。
水を浴び、急いで後ろに飛び退くイフリートに俺は理屈を話した。
「元々から槍なんて持ってきてなんかねぇよ。 俺のあの槍は賢いもんでな、遠隔操作が出来る。 だから、遠くから指示してもう一本レプリカの槍を作れば早えこった。 そして魔力を消せばなんて事はない。 おまえは騙されたんだよ。火の魔王・イフリート」
奏魔ちゃんの手を握り、前持って詠唱していた呪文を唱える。
「汝、力を取り戻せ」
「ふ、ふわぁぁぁぁあ・・・・・・なんかすごい!!一気に力が」
「先っから奏魔ちゃんが鎖をちょん切れるなんて思ってない。先に詠唱しておくと、隙がなくなる。一石二鳥ってわけだ」
立ち上がり イフリートに指差す。
「これで終わりじゃないぜ。 そう、終わりなんてない。お前にはうちのお嬢様の特殊魔法をプレゼントしてやる」
イフリートの真後ろにあった窓から羅美亜を抱えた拓海が飛び込んできた。
・・・・・・え?
あいつには待っとけ。とあれ程言ったのに。
拓海は着地するその前に羅美亜を離した。
華麗に降り立った羅美亜は両手に仕込んであった小さな花札を出した。
「一勝負、お付き合い願うわ。 紅葉、赤豆、椿に集いし3匹の動物よ、我の力となれ!! 猪鹿蝶!!」
それぞれ3匹を象った魔力がイフリートにぶつかり、それぞれ爆発する。
「すっご・・・・・・」
「お嬢様ー。トドメにみぞれだ」
「降り積もるは白き雪!! みぞれ!!」
本来ならば、豪雪が降る。
だが・・・・・・
「ばっかやろぉぉぉぉおっ!!!!!室内でみぞれしても意味ないだろぉぉおっ!!!!」
拓海が大声で言いながら、聖水をイフリートに振りまけた。

「とんだ馬鹿騒ぎだな」

上から聞こえた女性の声。
天井が崩壊。 青い長髪の女性・・・・・・水の魔王・ウェルトオルが飛び降りてきた。
「なっ!!人間界に十二魔王のうち3人が!?」
「イフリート。 さすがに暴れすぎだ。お前の魔力はそう多くはない事を貴様自身知っている筈だぞ? だからこうやって私が迎えにこなければならない」
「ウェルトオルか」
「まぁいい。帰るぞイフリート。私の求める彼はここにはいない」
ウェルトオルは奏魔ちゃんを見つけると、口を開いた。
「グローリアさん。ロランの事よろしくね?すっごくうざくなる筈よ」
そう言い残すと、2人同時に消えた。
「人間界の危機」
羅美亜はポツリと呟く。
「そうだよな、3人も人間界に「違うわ」
羅美亜は窓を開け放つと叫ぶ。
「みぞれのせいで、雪が積もっちゃって止められないのよ~!!!!!」
・・・・・・そこにいる全員はしばらく声も出さなかった。
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