Torio!!

小説家を目指す管理人 落雁 トルテ のブログ Torioとは三重奏の事です。 1人目が管理人 2人目がリンクさせてもらってる方 3人目が当ブログを読んで下さっている方です!! 涙を越えてこその価値がある。

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Posted by 落雁 トルテ on

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ゴキブr

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姉がどうぶつの森でゴキブrを2匹捕まえました。
どうも彼方です。

ちょっと追記からイナズマの小説かきますね、
今回は吹雪とゲームのサブキャラとして出ていた、清家そのかちゃんをメインにします。

前に ふぶその なんていって遊んでたんですww
別にまだ恋愛関係はなしですが・・・・・・
これを気にそのかちゃんの事を知っていただけたらな。
と思います。

風が強く吹き荒れていた。
北海道は雪が毎日降ってて、寒くて。
勉強をしようにも手がかじかんで思うように動かなかった。
別に勉強なんて本当はしないけれど、私には絵を描く事位しか取り柄がないから。
可愛くもないし、運動ができる訳でもなく、頭が良いわけでも、楽器が吹ける事もない。
そんな中、クラスの友達から雷門イレブンにサッカーバトルで挑戦しないかと言われ、はるばる東京から北海道にやってきた。
やる気が起こらない。
寒くて気が遠くなる。サッカーなんてどうでもいいし、雷門イレブンなんて挑戦しようとも思わない。
確かに雷門出身の私には心がときめいた。
フットボールフロンティアの時の彼らはすごく輝いていた。
そんな彼らを羨ましく思ったりして。
どうせ挑戦したって勝てる訳がない。
格が違うんだよ。格が。
運動部と文化部が対等に渡り合える訳ないじゃないか。
頭の中でゴチャゴチャ考えがまとまらず、描きかけの風景画を破り、グチャグチャに丸めた。
近くの白恋中のグラウンドではサッカー部が練習に励んでいた。
下を向き歩き始める。
その時、足元に転がるサッカーボール。
「すみませーん!!!そのボール取ってくれませんか?」
ふんわりとした男の子の声。
スケッチブックを脇に挟み、両手でボールを取る。
顔をあげ前を向きボールを投げようとした時、男の子の顔が視界に入った。
「っ!」
息を呑んだ。
あまりにもかっこよかったからだ。
銀色の様な灰色の様な癖のある髪に暗い水色の双眸。頬は可愛らしいピンクで、肌は白い。
しかもそのルックスと言ったら。
必ず女ならば振り返ってしまう、そんなルックスだった。
「あのー。大丈夫?」
気づいた時は彼が目の前にいて手をヒラヒラ降っていた。
「あっ!!!!す、すみません!!」
顔を赤くしながらボールを投げる。
・・・・・・見とれていた?
恥ずかしい、多分、ぼーっとしていたんだろう。
「ありがとう」
彼はにこやかな笑顔を見せ、ボール片手に去っていった。
その時に、彼のポケットから何かが落ちる。
彼は気づく事なく、そのままいなくなった。
「え、あ、ちょっと!!・・・・・・あーあ、行っちゃった」
何かが落ちた所に近づき、しゃがみ込んでそれを取る。
チャラリと音を立てながらそれは揺れて輝いた。
「これ、ストラップ?」
白と水色の雪の結晶をかたどった可愛らしいストラップ。
「どうしよ・・・・・・」
しばらく考えて、ストラップを取り、バックの中にあったポーチに入れた。
今度あったら渡そう。


「それって、白恋中の吹雪士郎くんじゃない?」
彼の事をチームメイトの秋山海里に話すと、すぐにそういった。
「吹雪士郎?」
「そのか知らない?雪原のプリンスなんて言われてるの。すっごくサッカー上手でDFもFWも出来るんだから」
得意気に話す海里に続き、みわが口を開く。
「それに、そのルックスから、相当モテるみたいよ。・・・・・・まぁ、私はどうでもいいけれどね」
クールなみわはそう吐き捨てる。
「そうかな・・・・・・?結構かっこよかったと思うんだけど」
「まさかそのか。吹雪士郎に一目惚れしたの?」
みわは私の顔を覗き込む。
「あんなの、既に先着がいるかもしれないのよ?やめておきなさい。傷つくのは吹雪士郎じゃない。あなた自身よ」
みわの言葉は痛いほど私に突き刺さった。
「そうだよね、でもただ、言ってみただけ」
そう言い残し、1人でボールを持ったまま、歩き出す。
「どこいくんだい?そのか」
メロンから声をかけられたが、あえて短く答える。
「練習」


練習がてらにランニングしていると、小さな女の子がうずくまっているのを見つけた。
「君、どうしたの?大丈夫?」
話しかけてみると、女の子は頭に藁の帽子をかぶっていて、なんだか地元の人っぽかった。
「あ、あのね・・・・・・足を挫いちゃって」
「そっか・・・・・・。じゃあおんぶしてあげるよ。家まで送るから」
私は女の子の背に合わせ、しゃがみ、背を向ける。
「そ、そんなっ!!」
「ううん。大丈夫。重いのには慣れてるし、ちょうどトレーニング中だから」
それでも乗らない女の子を「ほら」と急かし、無理やり乗せた。
思ったより軽く、驚いた。
「名前は?」
「荒谷紺子って言うの。よろしくね!!あなたは?」
「私は清家そのか。東京から来たの」
東京という言葉に紺子は驚いたのか、声を弾ませ尋ねる。
「東京かぁ!!ね、ね!!どんなとこなの?お店とかたくさんあるの?」
「えっと、北海道みたいに雪は降っていないけれど、そうだね・・・・・・ビルとか商店街とかたくさんで、いつもお金使いすぎちゃうの」
「あははっ!!そうなんだぁ!!いいなー東京。白恋中は修学旅行でも東京は行かないから「白恋中!?!?」
紺子の言った事に驚き、うわずった大声で聞き返す。
「わっ!!ど、どうしたの?そのかちゃん」
「ねぇ!!白恋中の吹雪士郎って人、どこにいるか知ってる!?」
「吹雪くん?この時間ならたぶん部室にいると思うよ?案内するよ!!どうせ私はサッカー部だし」
紺子はサッカー部なのか・・・・・・

しばらくして、白恋中についた。
おおきな校舎。都会ではまず、考えられない。
曲がりくねった廊下を抜けて、二重になっているドアを通り、ついにサッカー部の部室に来た。
紺子がドアを開けると、中は暖かく、部員と思われる生徒がいた。
一斉に視線がこちらに集まる。
「紹介するね。東京から来た清家そのかちゃん!!さっき知り合ったんだ。怪我してたとこを助けて貰ったの」
「せ、清家そのかです・・・・・・」
おずおずと礼をすると、皆が近寄り笑顔で楽しそうに話してくる。
「ねぇ!!東京ってどこ?」
「どうして北海道に?」
「東京では雪降ってるの?」
質問攻めに苦笑しながら答えていると、奥の部屋から見覚えのある男の子。
「あれ?君は・・・・・・」
吹雪士郎だ。
「あ、あのっ!!!!」
バックからポーチを取り出しストラップを渡す。
「これ、落としてて・・・・・・」
「わざわざ届けに?ありがとう!!優しいんだね、君」
吹雪から手を差し出される。
「握手。本当にありがとう!!」
その手を握り、私も微笑む。
「あ、じゃあ私ももう帰りますんで」
手を離し、ドアに向かうと
「送っていくよ!!えっと・・・・・・」
吹雪が考えている。
「清家です」
「違う違う。下の名前!!」
「そ、そのか・・・・・・」
「うん、じゃあそのかだね!!僕が送っていくよそのか」
いきなりの呼び捨て。
断ったものの、吹雪は諦めずに粘っていた。
「だ、大丈夫だって!!!」
「断りすぎだよ。行こう!!」
吹雪は私の手を強引に引き部室を後にして、正門まで一直線に駆け抜ける。
ついていくのがやっとだった。
よく言う風になった気分だ。周りの景色は早々と移り変わり、頬を撫でる冷たい風が気持ちよかった。
それ程吹雪が早いという事だろうか?
正門をすぎると 吹雪は手を離し、大きく深呼吸。
「ごめんね、疲れちゃった?」
「ううん。足の早さと体力だけならその辺の人より良い方だから」
吹雪は雪の降る雪原に立っていると、淡く見えていた。
「変な事聞いても良い?」
「うん」
「なんで吹雪君はサッカー部に入ろうとしたの?」
私の質問に吹雪は考える事もなく答える。
「小さい頃からサッカーが大好きだったんだ。サッカーチームにも入ってた。だから中学になったら絶対にサッカー部に入るって決めてたんだ。そのかは?何部なの?」
「私は美術部。絵をきれいに描く事が前から憧れてて・・・・・・。今じゃ文化祭とかに似顔絵バザーやってるとみんな来てくれて。すごくそれが嬉しいの。でも・・・・・・」
「でも?」
途端に声が沈んだ私に吹雪が聞き返す。
「それだけしか、私には取り柄がないの。絵は描くのが楽しいし、上手くかけたりしてみんなからすごいねって言われるのも恥ずかしいけど、嬉しいの。でも・・・・・・やっぱり運動もやってみたいなって。だから私、クラスの友達からサッカーに誘われて気軽にOKしたんだけど・・・・・・」
ため息をつき、また口を開く。
「上手くいかないの。雷門イレブンを追い越すなんて無理に決まってる。強くなりたいけれど、私はやっぱり無理なんだって」
私の話を聞き終わった吹雪は少し間を置いて答えてくれた。
「僕には僕の良い所があるようにそのかはそのかの良い所があるんだ。きっとサッカーでも上手にドリブルをしたりシュートをしたりすぐに出来るはずだよ。それに、無理に雷門イレブンを追い越さなくても良いと僕は思うよ?
サッカーに勝ち負けなんて関係ない。楽しいと思えたらいいんだよ」
「私の良い所・・・・・・」
「うん、そのかの良い所は僕が思うに優しいところだと思うんだ。紺子をおぶってくれたり、ストラップを届けてくれたり、そのかって人を放っておけないタイプでしょ?」
言われてみるとそうかもしれない。
だから、必死でサッカーに誘われたから入ったのかもしれない。
「確かに女子でサッカーって難しいし、最初は慣れなくて大変かもしれないけれど、練習すればすぐに慣れるよ」
「ありがとう!!」
少し元気が出て来た。
しばらくすると、元々の練習場についた。
「わざわざ送ってくれてごめん。なんだかすごくやる気が出て来たの!!
ありがとう吹雪君」
「こちらこそ、ストラップ持って来てくれてうれしかったよ!!そういえばそのかって漢字でどんなふうに書くの?」
「えっと、苑香って書くの」
雪に木の棒で漢字を書く。
吹雪は笑って頷いた。
「じゃあ苑香!!ばいばい!!」
「うん、さよなら!!」
私は吹雪の姿が見えなくなるまで手を振りつづけた。
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