Torio!!

小説家を目指す管理人 落雁 トルテ のブログ Torioとは三重奏の事です。 1人目が管理人 2人目がリンクさせてもらってる方 3人目が当ブログを読んで下さっている方です!! 涙を越えてこその価値がある。

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Posted by 落雁 トルテ on

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寒かったです

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ちょー寒い!!!!!
朝倉は平地だけど寒すぎるよっ!!

しかし我慢大会なのでストーブはつけません。


そういえば、年賀状描かなくちゃ・・・・・・
誰か年賀状欲しい方いますか?
いたら コメントの管理人だけに見せるやつに設定して教えてくださるとうれしいです。
あ、もうメールのやつをつけたほうが良いのだろうか・・・・・・。
教えてもらった住所などは厳密に管理しますっ!!



まぁ、いないとおもうけどww


じゃあ 一気に展開が早すぎる小説行きます

剣士と裏切り者の手品師 No.06


あの頃を思い出す。
物心ついたときから、目の視力がおかしいことは知っていた。
右目の視力。左目の視力。
それぞれ視力が違う。
別にどうとも思うことはなかったが、父の目と母の目の色を受け継いだ事によりオッドアイになった両目のほうが嫌だった。
どれだけ いじめられただろうか。
その時 俺ははじめて人を殴った。
殴ったのは11歳の時だ。限界だった怒りが一気に爆発したようだった。
力任せに殴るのは結構気が晴れたが、問題はそれからだ。
校長室に連れていかれ、長い説教。
親にも怒られると思ったが、母・・・・・・ロミ・スパーニエル・ヘル・ギオネイア・スハンジャック・ソフィリはこう言った。
「私とあの人のせいだわ。ごめんなさいガイナ。あなたは私たちの大切な息子なのに・・・・・・」
母は泣きながら俺を抱きしめてくれた。
父はその日から俺に剣の使い方を教えてくれた。
元はSPだった父、龍・スパーニエル・ヘル・ギオネイア・スハンジャック・ソフィリ。純日本人だ。なので俺はハーフになる。
父の髪の色は茶色。母が赤。
俺は母の髪色を継いでいる。
そんな父が言った言葉。
「お前はお前自身を守る為に技を身につけるんだ」
爆発に巻き込まれ、片腕を失った父は俺をSPにはせずに護衛官を選んだ。
どちらも同じとは思うが。
今 父と母はなにをしているのだろうか?
久しぶりに会いにいってみようか、ハンクも連れて。
あの頃の俺は何にもわかっていなかった。
人のありがたみも。育ててもらった感謝も。
今になって、やっとわかった気がする。
俺はみんなから支えられながら生きているんだ。
ギアイネスから努力を教わり。
ミティーナから友情を教わり。
ハンクから一生の愛を教わった。
なんだよ。
出来るじゃないか。
人を信じれるじゃないか。
大切な仲間がいる。守りたい人がいる。愛し合う人がいる。
それだけでもう十分だ。
エダイガに行っていようが、さわれなかろうが、そんなことどうだっていい。
仲間がいるんだ。一緒に戦ってくれる仲間がいる。
頬に伝わる、大粒の涙。
後から後から止めなく溢れ出す。
「ごめん・・・・・・」
一言だけ呟き、目を開けた。


赤い空に赤い地。
エダイガの風景。
それは霞んでなんかなかった。頭痛もないし吐き気もない。
完全になくなったのか、視力が。
左目を閉じ、右目を開けると。
いつもと変わらぬ、その景色。
「え!?!?」
「流石に我もそこまで苦しいことはせんよ。半分受け取った。お主の視力は良すぎる。もうこれで十分だな」
エダイガは手にしていた 翡翠色の炎をパクリと口に入れ込んだ。
「た、食べた!?」
「我は言わば完全なる神だ。このようなこと・・・・・・ん?お主泣いておるのか」
ハッとし、涙を拭う。
「ふはははは!!拭わなくとも、もうそろそろまた同じ目に合うわい!!それ見てみろ。少女の目が開くぞ」
抱えていたハンクが小さく声を漏らし、目を開けた。
「ハンク・・・・・・!!」
「あ・・・・・・う」
ハンクは口をパクパクさせながら言う。
「ハンク?」
「完全には直しておらんぞ。あとはお主らでどうにか出来る程度だ。まだ声は5~6日でらんはずだ」
そうか、
そういいながらハンクを見る。
ハンクはいまだに自分の手を見つめていた。
まだ 生きていることが信じられてないのか。
「生きてるんだ。ハンク。お前は今、ここにいる」
ハンクをぎゅっと抱きしめ、涙を零す。
ハンクは手を伸ばし、俺の頬に触れた。
『な・か・な・い・で・?』
口パクでそう伝えたハンクの目の優しさに、また涙が溢れそうだった。
「最後に、1つだけいいか?エダイガ」
「我はエダイガではないが・・・・・・いいだろう。言ってみよ」
「ハンクにだけはエダイガの能力をつけないでくれ」
あんな炎と身体能力が女の子に必要なわけがない。
「いいだろう。しかしそれはお主もだな。2人揃えて、無傷で帰らせよう。代償はどうする?」
意外にも優しいエダイガ。
すこし驚いたが、甘えておこう。
「代償はこれだ」
長くなった後ろ髪を前に出す。
真紅の髪はエダイガと同じだ。
エダイガは驚いた顔をしてこちらを見た。
「いいのか?お主。それは「別に好きで伸ばしたわけじゃない」
そういいながらナイフで三つ編みの根元から後ろ髪を切り取った。
ほどける三つ編みを抑え それをエダイガに渡した。
「つまらないものかもしれないな」
「いや。十分だ。ありがたく思い頂戴する」
エダイガがそれに触れた瞬間に やはり翡翠色の炎が生まれた。
「翡翠色は正義の証」
エダイガはゴクリと飲み込んだ。
「じゃあ帰らせよう」
そう言うと膝をついていた地面が光り出す。
黒い閃光。
「轟け」
一言だけエダイガは言った後、こちらに笑みを零した。
「お主が終わらせてくれ。この世界を。選ばれし子供、ガイナ・スパーニエル・ヘル・ギオネイア・スハンジャック・ソフィリ」
「え・・・・・・」
「1つだけ。ガイナ、お主にヒントだ。エダイガの支配人は我だが、指揮者は我ではないぞ」
「どういうことだ!?」
吹き荒れる暴風。声がかき消されない様に叫ぶ。
「政府が仕切っていると言う事だ。終わらせろ。ガイナ。我はもう・・・・・・」
「まてっ!!まてエダイガ!!話をっ・・・・・・」
そこで 視界は0になった。


「・・・・・・い。おい、おい!!!ガイナ!!ハンク!!起きろ!!!」
「ちょっとマリオネット。あなたねぇ!!ガイナを叩くのはいいけど、ハンクは叩いちゃダメよ!!女の子なのよ!!か弱い女子よっ!!」
ミティーナとマリオネットの声。
「しかし ガイナもあんな高さからジャンプだからな・・・・・・どんな気分だったんだろうな」
ギアイネスの声も聞こえる。
「さぞかし空気の抵抗と戦闘機並みのGが身体中にかかっただろうな」
口を開き、そこで一言。
横に寝かされていたのか、3人の顔が上にあった。
不安な表情が一変。 喜びの満ちた笑顔に変わった。
「「「ガイナ!!!」」」
ひときわ大きな声で名前を呼ばれた。
「ははっ。俺一体どうしたんだ」
「さっき 森の奥から歩いてきた。僕らのとこまで来ていきなり倒れてさ。どうしようかと」
「それでもあなたったら、ハンクの事は絶対に離さないんだから」
「ずっと 抱え込んだままでな」
ふと 横をみると、腕の中ではハンクが寝息を立てていた。
いつもと変わらぬ 優しい笑顔のまま。
それを見た瞬間に安堵のため息をついた。
短くなった髪のせいか、少し肌寒い。
「ガイナはそっちの方が似合ってる。かっこいいわ」
ミティーナが肘でつつきながら言った。
「そういえば、あなた ハンクとキスした事あるのかしら?」
「~~~っ!!?ミ、ミティーナ!?!?」
「あら?ないの。ハンクが可哀想だわ!!愛し合ってるのならやって当然ね!!」
「別にまだ愛し合ってるなんて「愛し合ってるわよ」
ミティーナは真剣な面持ちで言った。
ハンクをチラリと見て、深く息を吸い込む。
「・・・・・・やっぱし無理!!ハンクまだ寝てるし!!」
「起きてるぞ」
ギアイネスからの茶化し。
しかし確かにハンクは目を開けていた。
パチパチと瞬きをしながらこちらを見詰める。
やばい。かわいすぎる。
「ううっ・・・・・・ハンク。俺の事好きか?」
「・・・・・・?う・・・ん」
頷くハンク。
「やっちゃいなさいな。ガイナ」
「人生は一発勝負」
「いけよ」
「だぁぁっ!!もうお前らは!!!」
少し恥ずかしいが、いいだろう。やってやるさ!!!!
しかし。
「え?」
「あ」
「嘘だろ」
いきなり唇に伝わる微かな温かさ。


ハンクが自分から 俺にキスをした瞬間だった。
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