Torio!!

小説家を目指す管理人 落雁 トルテ のブログ Torioとは三重奏の事です。 1人目が管理人 2人目がリンクさせてもらってる方 3人目が当ブログを読んで下さっている方です!! 涙を越えてこその価値がある。

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Posted by 落雁 トルテ on

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ゆっくりでいいさ

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ども!! 彼方です(^-^)/

この頃寒いですね・・・
まだ福岡では雪降ってないですけど
早く降って欲しいです。

と思っていたら!!
やっと初雪です( ´ ▽ ` )ノ
すっごくうれしかったけど 寒かったですww


そういえば 剣士と裏切り者の手品師 の季節を冬にしたのは 昨日 雪降らないかな と思ってたんで、元々の秋を冬にむりくり変えました。
あ、むりくりって方言・・・・・・?
とりあえず無理やりです( ´ ▽ ` )ノ

じゃあ追記から行ってみよう(^O^)/

剣士と裏切り者の手品師 No.05


雪が降りはじめて のんびりと歩いていたが、急に風が強くなってきた。
これはまずいとさっさと帰ろうとしたが 途中でよくわからない奴らにあってしまった・・・・・・
「で。なんのようだ?」
双剣を腰のホルダーから抜きながら問いかける。
俺かハンクに用があるか、それとも無差別に声をかけたのか。
・・・・・・どちらにせよ、並大抵の人間じゃないみたいだな。
見てるだけで気迫で押しつぶされそうだ。
「ガイナ・スパーニエル・ヘル・ギオネイア・スハンジャック・ソフィリ。ハンク・サウリョッカ。お前らを確保する」
感情のない声で読み上げた黒ずくめの得体のしれない長身男。
その瞬間 周りにいた奴らが一斉に飛びかかってくる。
「んだよ!!こいつらッ」
双剣を滑らせるように振り下ろしながら斬っていく。
その間によろめいたハンクを片手で抱きとめる。
ここが良い。
片手で護りながらもう一方で攻撃が出来る。それが双剣の良いとこだ。
他にも連続で一方的に攻撃が出来るし、軽いし。
っと、話が逸れてしまった。
「まじ、なんなのよこいつら」
ハンクは片手に何か丸いものを持っていた。
丸いもの。
手品道具で丸いもの。
もうひらめいたかたもいるだろうか?
ヒントは
それに穴を開けるという手品をしたマジシャン、つまり手品師が何人か逮捕になったらしい。( これ本当 )
穴を開けてはいけない丸いもの。
そう
コインだ。
金貨だったが。
逮捕の話の詳しい事はよく知らない。
国で違反になるとかどうとか。
それはさておき ハンクはその金貨を思い切り地面に投げつけた。
パンッ!!
という乾いた音が幾重にも重なり耳に響く。
それ以前に放出される光にびっくりした。
まぶしすぎて目を開けれない。
「ッ!!」
「ほら、ガイナ!!今のうちに逃げて!!」
ハンクの叫び声。
「逃げるもなにも、見えねーんだよ!!」
「あんた、私が何のために山高帽を進めたと思ってんのよっ!!!!!」
耳元でハンクが怒鳴った。
頭の中で素早く考える。
帽子とは、光を防ぎ、まぶしくないように・・・・・・
「っ!!そういうことか!!」
意図がようやくわかった。
ハットを目深にかぶり直し光を防ぐ。
これで音だけだ。
下を向き、目を隠す奴らを背に全速力で翔ける。
片手では流石にハンクを支えることは無理だったので仕方なく両手で抱える。
周りが森になった。
「よし、これでだいぶ「逃げられたとでも?」
すぐ後ろに感じる殺気。
急いで後ろを振り向くと、最初の長身男が巨大な鎌を振り上げていた。
しかし間一髪。辛うじて体をひねり躱す。
「お前らなにが目的だ!!」
「・・・・・・」
「答えろっ!!!」
口を開かない彼に怒涛の一声。
「・・・・・・政府直属 アティキレーション。ガイナ・スパーニエル・ヘル・ギオネイア・スハンジャック・ソフィリとハンク・サウリョッカの確保命令が出されている」
静かにそう言った。
「アティキレーション・・・・・・!!?政府側はなにを考えているんだ!!」
「狙いはひとつ。ガイナ・スパーニエル・ヘル・ギオネイア・スハンジャック・ソフィリの右目・・・・・・」
「それとハンク・サウリョッカの手品道具だ」
奴らは徐々に近づいてくる。
一旦 ハンクを下ろしたほうが良さそうだ。
『ハンク。二手に別れよう』
『わかった。私は左側に』
『了解』
こっそり話をつけそのまま二手に別れた。
奴らは全員で10名。5名がそれぞれについた。
「俺の右目・・・・・・。暗殺に使うもんじゃないんだよ」
そういいながら双剣を振り下ろす。
盾を粉砕し 肩から腹にかけて抜き下ろした。
そこで後ろから腰を蹴られる。
驚くほど力が強い・・・・・・本当に人間なのか?
森の中を走り抜ける。途中で可愛らしいリスに会ったがそのままスルーした。
いつもなら足を止めていただろうに。
しかし、相手は足も早かった。
すぐに追いつかれた、旋風の如く風が巻き起こる。
土埃で目が霞む。
「くっ・・・・・・」
目をしかめながら前を向くと、
奴らの槍が目の前に迫ってきた。
「あぶねっ」
危ないもなにも、
長くしていた前髪を切り落とされた。
現れる 右目。
黄色の目は異様に視力が良く、両目で見ると霞んでしまう。
なので仕方なく前髪で隠していたのだ。
こうなると、霞どころではない。
激しい吐き気とめまいが一斉に襲いかかる。
「うっ!!」
口を抑え 地面に膝を着く。
ヤバイな・・・・・・
吐きそうだ。
しかしそこをぐっと堪え、前を見据える。
目の前には電気銃を持った大柄な男。
「終わりだな」
「くっ・・・・・・」
一言でも話すと吐く寸前だったので、どうにも喋れない。
男がこちらに電気銃を向けた
その時

「踊り子は舞う。雪と共に風の様に」

凛とした聞き覚えのある声。
ハスキーボイスな渋みのある声は身に響く。
「約束された子供達よ。今こそが復習の時だ」
姿を現した術者。
茶色の髪に紫の双眸。それに黒縁眼鏡。
「親友をよくもこんなにやってくれたな」
「マ、リオ・・・・・・ネッ、ト・・・・・・?」
よく見た マリオネットの姿だった。
「全く。シナリオどうりに進んでほしいものだ・・・・・・。おい、お前ら。ちょっと殺し合いでもしておけ」
マリオネットが指をくいっと動かすと敵5人は互いに互いを傷つけはじめた。
流石 人形遣い。
術を唱えるだけでこの威力。
「ガイナ!!大丈夫か!?」
マリオネットの問いかけには答えなかった。
「ガイナ!!どうしたのよ!!その傷」
西側からハンクが息を切らしながら走って来た。
もう終わったのか?
「っ!!」
ハンクは俺の右目を見るなり、涙が溢れ出てきていた。
そしてなにをするかと思えば、
「ごめんなさい・・・・・・」
泣きながらなぜか謝った。
「私が、ちゃんとガイナを守ってあげられなかったから」
頬を伝わる涙が地に落ちる。
それを見てマリオネットは口を開いた。
「とりあえず、ここから逃げよう。向こうに崖がある筈だ。そこを飛び越えれば撒ける。ガイナ、お前は右目に布を当てておけ。ほら」
投げられた布をキャッチするとそこには一緒に鎮静剤も入っていた。
なんだこれ・・・・・・強力な鎮静剤じゃないか。
一ヶ月に一粒が限度だという。
あの鎮静剤、あいつ持ってたのか?
大人しく 布を巻き、鎮静剤をなんとか呑み込んだ。
視界もちゃんと見えるし、めまいも治まった。吐き気は多少あるが、耐えられない程度ではない。
「行くぞ!!」
マリオネットが森を駆け抜ける。
まずはマリオネットが崖を飛び越えた。
意外と大きな崖だった。頑張ればいける筈・・・・・・。
次に俺。
出来る限りの助走をし、飛翔。
眼下には暗闇が広がっていた。
底は見えない、かなり深い様だ。
なんとか着地し、無事にたどり着くことができた。
ハンクは助走せずにひょいと飛び越えた。
だが、あと少しで着地の時。
十分飛び越えれると 俺もマリオネットも思った。案の定、ハンクも笑顔でこちらに手を伸ばす。
その手を握ろうとした瞬間。
見えた。

向こう側の倒れた奴らの1人が ボウガンを構え、狙いをハンクに定めていた。

「ハンクッ!!危ない!!!」
その声と共に ハンクの心臓部分に矢が突き刺さった。
ハンクは苦悶の表情を浮かべ、そのまま暗闇の中へ消えていった。
「ハンク!!」
崖に飛び降りようとすると、ガチャリという金属音。
「動くなよ。ガイナ・スパーニエル・ヘル・ギオネイア・スハンジャック・ソフィリ」
頭に拳銃を突きつける。
こいつギアイネスか・・・・・・。
頭の中が真っ白だ。ハンクを助けに行きたいのに、俺まで捕まってしまった。
もう 終わりか・・・・・・。
「あの谷には森が広がってる」
ギアイネスから衝撃の一言。
振り向くとそこには、
あの時の様に、笑顔のギアイネスだった。


「ガ、ガイナさんっ!!僕、ガイナさんに憧れて護衛官になったんです!!」
「そうなのか。俺から教えられることは全部教えてやる。いつかは俺を追い越すぐらいがんばってくれ!!」
「はい!!」
ギアイネスは満面の笑顔で頷いた。
「あ、それと敬語使うなよ。同い年だからな」


「お前・・・・・・」
「憎かったさ、上司がね。ガイナがなぜ処分されるのか不思議でたまらなかった。だから調べたんだ。ミティーナと一緒に、お前の情報を全てキャッチし、城の端末全部の機能をジャックした。今まで敵でいたのは、ガイナなら、いや、ガイナさんなら、きっとやめろとかいうと思ったからです・・・・・・!!」
ギアイネスは銃を下ろし頭を下げた。
「本当に申し訳ありませんでした!!」
久しぶりにギアイネスが泣いているところを見た。
男泣きということか?
「許してやってくれるかしら?ガイナ」
澄んだ声。
「ミティーナ!!」
「あなたは幸せ者ね。こんなに優秀な部下もいるし、やっと大切な人とめぐり合うことができた」
「・・・・・・」
「行きなさい。ハンクを助けに。きっと木の枝に引っかかるわ」
立ち上がり、ギアイネスに背を向ける。
「・・・・・・追いかけてこい」
「えっ?」
「追いかけて、俺の変わりにミティーナを守れるくらい強くなれ。おもてをあげろ、男が泣いてどうする」
少し後ろを向き、ギアイネスを見る。
いつも心配かける部下だったな。こいつは。
それでも。
俺にとって大切な仲間だな。
「はい」
「敬語使うなよ」
そう言い残し、谷へ落ちた。


真っ暗闇のなか、目を凝らし木を探す。
だが、
「ぶはっ!!」
落ちたとこが森だった。
ガサガサと枝から飛び降り 、周りを見る。
1番大きな木はないのか?
そこにハンクがいてもいなくても、上から見れば、探せる。
中央にあった大きな木に登り周りを見渡す。
暗くてほとんど見えない。
仕方なく降りようとしたとき。
上からハラリと葉が落ちてきた。
見上げると、ハンクが横たえていた。
「いた!!!」
上に登り ハンクを助け、下に降りる。
「おい!!ハンク!!」
「・・・・・・ガ、イナ。こ、これを・・・・・・」
そういいながら手渡されたのは鍵。
「言って・・・・・・。ソギリアの呪文」
そこで ハンクは息絶えた。
「ハンク?おい!!しっかりしろよ!!!」
目を覚ますことはなかった。ハンクを抱きしめ、うろおぼえのソギリアの呪文を唱える。
「かの者よ。閉ざされた扉を開けよ。我こそが・・・・・・。我こそが王だ!!」
鍵が輝き出す。つけられていたダイヤモンドが煌き、その光で扉を造った。
その鍵穴に鍵をいれ、回すと。
扉が開いた。

「・・・・・・おいおい、嘘だろ?」
エダイガかよ。
『またきたのか?次は少女を連れて』
頭に鳴り響くあの声。
「来たくて来たわけじゃない!!」
「まぁ、そうやって怒るな」
声は後ろから聞こえる。
振り向くと
髪が真紅の顔立ちが整った青年がたっていた。
「え?え?」
驚く俺をよそに、青年が一言。
「まだ治せるぞ?この少女」
「本当か」
「我に二言はない。その代わり代償が必要だ」
青年は上を向き呟いた。
代償・・・・・・
そうだ!!
「俺の右目の視力。全部やるよ」
「良いのか?」
「構わない。ハンクを、ハンクを助けてくれ!!」
必死の訴えに青年はにこりと笑い。
俺の右目に手を伸ばす。
「了解した」
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