Torio!!

小説家を目指す管理人 落雁 トルテ のブログ Torioとは三重奏の事です。 1人目が管理人 2人目がリンクさせてもらってる方 3人目が当ブログを読んで下さっている方です!! 涙を越えてこその価値がある。

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Posted by 落雁 トルテ on

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らんらんるー

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ちょっと急ピッチで小説を終わらせたいww
なので 小説行きまーす


あ、それと
これからコメント返信はコメント欄のところで直接やっていきたいとおもいます!!

コメントを下さった ユウさん いつもありがとうございます!!
返信はコメントをしてくださった記事のコメント欄でしています。


では追記から小説です

魔王ノ狩人


雨が降っていた。
辺りは濡れたアスファルトの匂いで埋め尽くされる筈だった。
今は違う。
辺りは鮮血の匂いで埋め尽くされていた。
「雨琉布先輩!!!大丈夫ですか!?」
倒れた彼に走り寄る。
「・・・・・・ろ、ろらんは?」
虚ろな目で私に問いかける。
「先輩・・・・・・どうしてですか!?炉欄は魔王です!!一回で死ぬわけが「認め、たくないんだよ・・・・・・」
吐息も切れ切れの雨琉布。
彼は必死に私に語った。


俺は昔からずっと1人だった。
友達も皆 魔力も無く、特別な物はみえていなかった。
俺は小さい頃から見えていたせいで 随分臆病者だった。何かが見えると 触れると必ず泣きながら助けを求めた。だが、助けてくれる人なんて そばにはいなかった。父は母が俺を身ごもった時に単身赴任で出張中。当然の如く浮気の疑惑をかけられた母は俺を産んだあと そのままとんずら。父だって仕事にいったまま帰ってこなかったさ。
そんな時に拓海と出会った。
あいつはいつも俺に優しく声をかけてくれた。
魔力もあったし、見えていた拓海には全てをさらけ出す事ができた。
でもな
俺は拓海の仲間になった時からずっとあいつは魔界の王だってわかってた。
どうしようかと何日も考えたさ。
考えた結果。一つの答えに辿り着いた。
俺はどんなに悪でも残酷でも仲間を裏切ることは出来ない。だから たとえ炉欄が魔王で 一回で死ぬことが無くても、炉欄を守りたかった。



途中で吐血しながら語る雨琉布。
「奏魔!!回復用の銃弾は!?」
お兄ちゃんは思いついたように言った。
「まって!!いますぐに・・・・・・「もう、いい」
銃を構えた途端に雨琉布が銃に触れる。
一瞬にして銃は水になった。
「っ!!!!?」
物質魔法!?
簡単に出来る魔法じゃない
それに相当の魔力を使う筈・・・・・・
「もう、いいんだ・・・・・・人は、生死に、逆らうことは、出来ない」
息絶え絶えの雨琉布は訴えた。
「た、拓海・・・・・・手を」
雨琉布は手を必死にお兄ちゃんに伸ばした。
お兄ちゃんはその手を震えながらも掴む。
「お前と、会えて・・・・・・毎日、た、のしかっ・・・・・・」
楽しかった。
そう言い終わる前に 雨琉布は息を引き取った。
「・・・・・・くっ、嘘だろ・・・・・・?目を覚ませよ 潮!!」
雨琉布潮。
それが本当の名前だった雨琉布は前にこう言ってた。

『奏魔。俺はな、晴れわたった空を見ていたいんだ。でも 俺は雨男。名前も雨とか潮とか水ばっかり。せめて心だけは 澄み切った青空でいたいんだ。だから俺は笑顔でいたいんだ』

「うしおぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
辺り一面に雨の音と少年の絶叫が響いた。

気がつくと何時の間にか暗那(?)はいなかった。
おそらく最後の最後で雨琉布が物質魔法で水に変えたのだろう。
落ち着いたお兄ちゃんは力付きていたお二人様に叱咤をかける。
「いつまで寝てる気だ!!起きろ!!」
その声に二人はむくっと起き上がる。
炉欄は血だらけ。玲音は傷と泥だらけ。
そんな二人に弾丸を撃ち込む。
「痛っ!?!?お前拷問だ!!」
「うるさい!!二人共役立たずだったくせに!!!!」
気が晴れなくて5発くらい撃ち込んでしまった。
多分 二人はしばらく眠れないであろう。
玲音がお兄ちゃんの赤くなった目を見て
「拓海先輩・・・・・・ 」
と呟くと
お兄ちゃんは
「いい。いいんだ・・・・・・これで」
悲しそうな笑顔で、それでも優しさを感じる笑みで返した。
「仲間の命は無駄にしない。これからも団員一同頑張るぞ!!」
お兄ちゃんがそう言った時だった。

「さて?それはどうかな?」

突如 誰かの声がした。
声的に青年の様だ。
「誰だ」
お兄ちゃんは私達三人を庇う様に前に出る。
「団員一同・・・・・・?お遊びの様な団体に良くそんなことが言える」
雨で視界が悪い為 よく見えない。
でもこの声は・・・・・・
「誰だお前は!!!」
玲音が言うと相手はようやく歩みを進める。
「そうさ。お前達の団体は一人の力で名を馳せている」
黒い上下のスーツに赤い髪と青いメッシュのショートカット。
そしてつり上がった鋭い双眸。
まさか、まさか・・・・・・!!

「俺が丹精込めて育て上げた 篠栗奏魔という一人の名の力でね」

「咎 詠火・・・・・・!!」
私は驚きの声を上げた。
まさか詠火が・・・・・・?
「そう 奏魔。久しぶりだな。あれから4年・・・・・・長い様で短い時間だったよ」
「なんの為に!?なんの為に姿を消していた!?」
玲音が問いかけると
詠火は気に食わない表情でこう言った
「俺は今 奏魔と話している」
「とりあえず玲音の質問に答えて」
にらみながら 放つ言葉に詠火はため息。
「変わってないね。あの日から。準備は終わった。あとは・・・・・・」
途端に詠火の姿が消える。
その瞬間

詠火は私の顔に自分の顔を近づけ
耳元でこう囁いた。
「俺には奏魔。君が必要不可欠なんだよ・・・・・・」
いきなり体全身に広がる鈍い痛み。
首筋を手刀で突かれた。
意識が混乱する中、支えきれなくなった体が倒れる。
それを詠火はしっかり抱きとめ 大きく飛翔。
辛うじて意識がある。
でももうそろそろで気を失うだろう。
「貴様!!奏魔をどうするつもりだ!!」
下から聞こえる炉欄の声
「決して悪い様にはしないさ・・・・・・」
詠火が笑った時に
意識が途絶えた。


起きたのはそれから十二時間後。
とっくに夜だ。
無言で起き上がり 立とうとするも 手を柱と共に鎖でつながれていたため立てなかった。
鎖かぁ・・・・・・引きちぎるのは愚か、切れもしないだろう。
「起きたかい?奏魔」
「・・・・・・女の子にこんなことするなんて随分趣味が悪くなったわね?」
「まさか。嫌々ながらの行動さ」
詠火は読みかけの本を閉じて 目を伏せる。
こちらに近寄り 座っている私の背丈に合わせ膝を着く。
「久しぶりだな。奏魔。随分と魅力的な歳になっていた様だ。心配しなくてもいいさ。やましいことはしていない」
「目的は?」
「いきなりどつくね。俺的には早すぎると思うぞ?」
「早く帰らせて」
不機嫌な私を見て笑ながら 私の頬に手を伸ばす。
詠火の手はびっくりするほど冷たかった。
「生贄・・・・・・とだけ言っておこう」
「生贄・・・・・・?」
詠火は手を目に持っていき私に目隠しをする。
「そうさ。生贄だ。だから・・・・・・しばらくはまだ寝ててくれ」
手を離した瞬間 睡魔が襲う。
「詠火・・・・・・?」
「なんだい?」
「ずっと・・・・・・待ってた。きっと、帰ってくるって・・・・・・」
私にとってあなたは
一番大切な人だったから。

そう言う暇もなく
また眠りについた。
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