Torio!!

小説家を目指す管理人 落雁 トルテ のブログ Torioとは三重奏の事です。 1人目が管理人 2人目がリンクさせてもらってる方 3人目が当ブログを読んで下さっている方です!! 涙を越えてこその価値がある。

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魔王ノ狩人

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小説行きまーす

魔王ノ狩人


銃口からは眩しい光と共に銃弾が飛び出す。
特製の火薬や薬を使って調合した銃弾は、悪魔や化け物にしか効かない特殊な性能がある。
人間に当たると 傷の回復が出来る。
一石二鳥の銃弾を創り出した。
確か創ったのは他の宗教団体だったはず・・・・・・
この辺の地方では

神聖神話の O-GASUTO
漆黒紅の ファイアフライ
絶対審判の クロスライブラ
暴君砂漠の サンダーサンド

代表的なのはこれだけだ。
この銃弾を創ったのは絶対審判のクロスライブラだ。
主に 悪魔や化け物を仕留めるのではなく、捉えて罰を与えている。
個人的にはあまり賛成ではない。
元は悪魔や化け物が悪いのだ。
人を何人も死に陥れている。死にたくないのにだ。
そんな奴は罪を償う為に同等の裁きが必要。
そう考えるのが ファイアフライ と ここのO-GASUTO。
クロスライブラとサンダーサンドは仕留める事はせず、真剣に悪魔と向き合い罰を下している。

話が長くなった。
銃弾は暗那(?)の心臓を見事に撃ち抜く。
だが、

何事もなかったかのように 暗那は歩き続ける。

「!?う、嘘でしょ」
愕然とし 銃を落としてしまう。
だったらあれは人間?
本当の暗那?
迫って来る相手に柔道で応じようとした時だった。

声が
凛とした声が響いた。

「主の願いは聞き入れられた」
声と同時に禍々しい程の魔力が辺りに広がる。
「汝は弱き乙女であり、そして神でもある」
響く靴音。
この声は確か・・・・・・
「朝は雪よりも白く、夜は海よりも黒い。途は長かれ、導かれざる者はあゆみを止めるであろう」
あれは、
あの声は
「五十五の魂が重なり合う時、一つの奇跡が生まれる。天体魔法、ラナンキュレス!!」
長い詠唱の後の魔法。
O-GASUTOの中での唯一の天体魔法取得者。それは

「俺の妹に手出しはさせない」

十丸拓海。O-GASUTOの団長だ。
手にしていた聖水の入ったタンクの蓋を開け 暗那に投げつける。
聖水が暗那にかかった途端に聖水は緑色の炎を上げ 燃えたぎる。
しばらくして
凄まじい爆発音と共に炎が膨張。
文字通り爆発した。
「す、すごい。一発で・・・・・・」
ぼんやりと見つめる私の方を向き、拓海はこう言った。
「あんな相手に 時間がかかりすぎている。お前はそれでも一国の姫か!?」
しゅんとしながら説教タイム。
「まぁまぁ、良いじゃないか拓海。奏魔ちゃんはまだまだ術を使い慣れてないんだよ」
後ろから雨琉布がひょこっと顔を出した。
「しかしだな・・・・・・「とにかく今は再開を喜びな。俺はこいつら2人を治療する」
雨琉布のセリフに拓海は言葉を詰まらせ、咳払いした。
「あ、あらためて奏魔」
私を見て言う拓海。
「お前の実の兄、十丸拓海ことエターナルだ。よろしく」
こんなかっこいい先輩が私のお兄ちゃんかぁ・・・・・・
なんとなく考えていると
お兄ちゃんの目つきが変わった。
今までとは違う、恐怖も驚愕も殺気も孕んだ目だった。
「貴様・・・・・・まだ生きているのか」
私の後ろには
暗那が立っていた。
「ど、どうして!?さっきお兄ちゃんが倒したのに!?」
「俺も手加減は一切やってない」
こちらの焦りを他所に暗那は狙い狂わず 炉欄に向かい剣を向け、そのまま突き刺そうとする
「やめて!!」
叫んでも止まらないのは承知しているが最後の頼み。
しかし暗那は止まらず、しかも炉欄も起き上がらなかった。
「やばい!!おい炉欄!!起きろ!!!」
「炉欄っ!!!!逃げてぇっ!!!!!!!」
兄弟必死の大声
だが、炉欄に起きる気力はなかった。
「ーーーっ!!!!ロラン!!!!!!」
起きて。
その一心で叫んだ。
その時。
雨琉布が2人の間に飛び込んだ。

「・・・・・・っ!!!」
心臓部分に突き刺さった剣。
そこからは血がドロドロと流れ出た。
雨琉布は一瞬だけこっちを見て
にっこり微笑んだ。
「あ・・・・・・あ、そ、そんな・・・・・・」
ガクリと膝を着く私の横で
お兄ちゃんは泣き叫んだ
「死ぬな・・・・・・!!!雨琉布っ!!!!死ぬんじゃねぇぞぉぉっっ!!!!!!!!!!」

声は虚しくこだまして、
空からは大粒の雨が振り出した。
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